自立循環型住宅

勉強勉強勉強

先週と今週の2回にかけて、自立環境住宅設計の講習会に参加してきました。住宅に対する考え方が、どんどん進化していく中で今後求められていくだろうという設計技術の内容を勉強してきました^-^

この度の大震災において、原子力の問題を発端に省エネが今まで以上に身近になりエネルギー(電気)に対してたくさんの方が考えられていますね。

今まではエネルギー消費は実際あまり気にされることが無く、快適な家を作っていこうというのが普通でした。しかし今後はエネルギーをどれだけ無駄なく使い、自然と上手に付き合いながら作る住宅というのに注目していかなければならないということを震災を通じ勉強し感じています!

 

 

自立循環型住宅とは、本来は住生活において必要とされるエネルギーの供給を他者からうけることなく、完結型のエネルギー受容・消費のシステムが確立した住宅を理想とするものです。いわば、エアコン等はできるだけ使わない!エネルギーは太陽光システムで作っていくというものです!

 

言うだけならば簡単ではあるのですが、エアコンを使わないようにするには基本的には家の断熱性能をあげなければいけませんね。夏の暑さを和らげるには木を植えたり水場を作ったりし太陽からの熱を和らげなければいけません。虫などが気になりますし、庭を作らずコンクリートにして駐車場をたくさん作りたかったりもしますね。冬場は太陽光の蓄熱するためには、漆喰の壁を作るのが一番良いと言われています!ただ現在の住宅で漆喰をやるというのは限りなく少なくなっています。もちろんクロスを張ったほうが安くて、キレイさは変わらないからです。

 

 

自立循環型住宅とは、コストの問題、自然環境との共生という問題のなかで現在の生活を考えると現実的ではないかもしれません。泣

 

だけども、完璧な自立環境住宅にする必要はないけれども、少しでも近づければ省エネにもなるし、節電にもなるんです。木は嫌いだけども、南のメインの窓の前に芝生を植えて木を植える、虫が入るかもしれないけど窓を開け、風を家中に通るようにしてあげる。これだけでも劇的に涼しくなりますよ!太陽光を乗せて、少しでも原子力・火力発電等に頼らない。原子力・火力発電でエネルギーを作るとして、私たちが100のエネルギー使いたいときに100作るのに、送電ロスやらなんやで270のエネルギーが必要なのです。無駄なエネルギーは使わず、自然のエネルギーを使っていけばかっこいいと思います。

 

話まとまりませんが、今後私どもが設計する上では自立循環住宅を目標に頑張っていこうと思っています。是非、自立環境型住宅を目指して作ってみたいという方は相談くだざい☆